働きながら学べる環境で、成長を実感する毎日

ソリューションサービス本部
BPOサービス部

2023年 新卒入社 文学部卒

少子高齢化社会では、BPOがますます重要に

自営業を営む家族が夜遅くまで事務処理に追われる姿を見て、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の仕事に興味を持ちました。

BPOとは、企業が本来の業務に専念できるよう、事務作業や人事、経理などのノンコア業務を請け負い効率化するサービスです。昨今の少子高齢化による人材不足が深刻化する中で、BPOサービスの需要は今後さらに高まると考えたこともあり、社会に貢献できるこの仕事を選びました。

学生のころは、会社は自分のスキルや能力を発揮する場所であり、成長するための場所ではないというイメージがありました。そのため、プレッシャーを感じていましたが、実際に入社してみると、社内外の研修が積極的に推奨されており、働きながら学べる環境が整っていました。

さらに、わからないことを聞いたり調べたりする時間が業務の一部として認められていることを知り、ここなら安心して成長できると感じました。

企業から委託された業務を代行する

現在は、3社の給与計算アウトソーシング業務を担当しています。毎月初めに各企業の人事担当者から給与データを受け取り、基本給与や残業代などの項目を給与計算ソフトとExcelを使って計算し、結果を提出しています。

また、1年を通して、入社や退職、育休などの際の社会保険手続きを社会保険労務士と連携しながら進めるほか、休暇管理や勤務表の作成といった就業管理業務も担当しています。

この仕事のやりがいは、裁量を持って業務を進められることです。労務管理の知識が増えるにつれて、以前よりスムーズに給与計算ができるようになり、お客様からの問い合わせにも自信を持って対応できるようになりました。

特に印象に残っている経験は、全国規模のコンビニチェーンの看板情報登録業務です。普段何気なく目にしている店舗看板の裏側を知ることができ、とても興味深い経験でした。東京のオフィスで作業をしながら、地元の慣れ親しんだ店舗の看板登録もする中で、地域に貢献できているような実感が得られました。

また、この業務を通じて街中の看板の種類やサイズが自然と分かるようになり、自身の成長も感じられました。マクロを活用したデータ作成や、より効率的な登録方法の提案など、BPO業務でありながら顧客企業の重要な業務に携わることができました。この取り組みは次年度の契約にもつながり、私たちが登録したデータは、AIを活用した看板サイズ予測システムの構築にも活用されることになりました。

業務を通じて、“慎重さ”への意識が変わった

入社後、特に成長を感じているのはダブルチェックに対する意識です。入試業務をはじめとするBPO業務では重要な個人情報を扱うことが多く、データの誤りや書類の取り違いは情報漏洩に留まらず、人の人生を左右する重大な問題につながりかねません。そのため、複数人での目視確認に加え、マクロやソフトを活用したデジタルチェックも取り入れ、必ず確認作業を行うことを習慣づけています。

今後は、現在担当している給与計算業務にRPA(定型業務を自動化するソフトウェアロボット)を導入し、納品物のクオリティと生産性を高めていきたいです。また、社内向けのマニュアルを作成して業務手順を他の社員と共有し、業務の属人化を防いでいきたいと思います。

コミュニケーションが活発で、和気あいあいとした職場環境

ジェイエスフィットは和気あいあいとした雰囲気があり、コミュニケーションが活発です。納会や忘年会を通じて他部署の社員と関わる機会がありますし、分からないことがあれば、上司や先輩に気軽に質問でき、親身になってサポートしてもらえます。実際に、仕事の進め方で悩んでいたときは上司が長い時間相談に乗ってくれたり、残業をしていると先輩方が気にかけて声をかけてくれたりしました。

また、歴史のある企業だからこそ、長年の経験と実績が蓄積されており、未経験の方でも充実した研修を通じて必要な知識やスキルを身につけることができます。

さらに、オフィス移転の際には新しい設備や備品を積極的に導入するなど、社員が働きやすい環境づくりに力を入れている会社だと感じています。

就活生へメッセージ

就職活動中は自己分析をする中で、自分の得意なことや向いていることが分からなくなってしまうことがあると思います。しかし、将来の道を決めつけすぎずに、様々な業界や職種に興味を持って可能性を探ってみてください。

オフの過ごし方

休日は、自宅でNetflixを観たり、甘いものを食べたりしながら、リラックスして過ごすことが多いです。また、友人とライブに行って気分をリフレッシュすることもあります。好きなことを楽しむ時間が、仕事のモチベーションにもつながっています。
仕事とプライベートの両立もしやすい環境で、基本的には自分でメリハリをつけて定時で退勤することができるため、平日に友人とディナーに行くことも可能です。また、会社全体で有給休暇の消化率向上に取り組んでおり、繁忙期を除けば休みが取りやすい点も魅力の一つです。オンとオフの切り替えがしっかりできるため、無理なく働き続けられる環境だと感じています。

ある一日の流れ

9:00
出社 始業10分前くらいに到着し、チャイムが鳴ったら業務を開始します。メールをチェック後、Todoリストに優先順位を付け取り掛かります。
10:00
Excelデータの作成 給与資料を確認しながらExcelデータの作成を行います。
12:00
昼休憩 週末にまとめて作り置きしているお弁当を、休憩室で食べます。 毎日同期と過ごす昼休みが良いリフレッシュになっています。
13:00
計算ソフトへの入力 チャイムが鳴ったら、午後の業務を開始します。疑問点や進捗について、上司と随時確認を行いながら、計算ソフトへの入力を行います。
15:00
給与計算結果の確認 電話・メール対応をしつつ、給与計算結果の確認を行います。計算結果の二次チェックを上司に依頼します。社会保険の手続きに必要な資料を準備し、社労士に連携します。
16:00
納品物の作成 計算結果の最終チェックを上司に依頼します。他社の給与計算に取り掛かり、チェックが完了したら納品物の作成を行います。
17:45
退社 退社します。 繁忙期は2時間程度残業をすることもあります。