事例紹介
通販基幹システムを刷新し、あらゆるお客様情報を統合システムソリューション
綿密な計画と連携により、サーバ更新のリスクを最小化インフラマネージドサービス
約15,000店舗分のデータを自動で入力し、自動でチェックBPOサービス

通販基幹システムを刷新し、
あらゆるお客様情報を統合
- #ソリューションサービス本部
- #システムソリューション1部
- #通販基幹システム
プロジェクト概要
- クライアント業種:大手製造業
- プロジェクト内容:通販基幹システム構築
- 目的:現行システムをリプレイスし、新商品対応に適したシステムへ刷新する
- 期間:11ヶ月
- チームの規模:15人
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課題
基本情報や購入履歴など、お客様情報の管理が分散していた
クライアントの旧システムでは、お客様の基本情報や購入履歴、問い合わせ対応のデータがバラバラに管理されていました。そのため、コールセンターの担当者は、お客様対応に時間がかかり、オペレーションミスも発生しやすい状況でした。
また、ECサイトや倉庫システムなど複数のシステムが連携できておらず、最新の在庫状況を正確に把握できないことで、欠品時の対応が遅れたり、売れるはずの商品を販売機会の損失につながったりする問題がありました。
こうした課題を解決すること、また、お客様満足度の向上や新たなビジネス機会の創出することを目指し、新システム導入のプロジェクトがスタートしました。 -
アプローチ
現場の担当者に直接ヒアリングを行い、お客様情報の管理を一元化
まず、クライアントのコールセンターを訪問し、現場の担当者に直接ヒアリングを行いました。その結果、コールセンターのオペレーターがスムーズに対応できるよう、お客様情報や購買履歴、問い合わせ履歴を一つの画面にまとめ、視認しやすく改良しました。
また、注文変更やキャンセルなどの手続きをシンプルにし、迅速な対応を可能に。商品の在庫情報についても、リアルタイムで更新されるようにシステムを改善し、ECサイトや倉庫システムと正確に連携できるようにしました。
若手社員が積極的にアイデアを出し、経験豊富な社員がそれを補強する形でチーム全体で取り組みました。 -
解決
コールセンター業務の効率化と在庫管理の最適化を実現
新システムの導入により、コールセンターの対応時間が短縮され、オペレーションミスも減少しました。さらに、在庫情報のリアルタイム更新が可能となり、正確な在庫状況を把握できるようになったことで、迅速な対応が可能となり、売り逃しのリスクも低減しました。
また、クライアントの希望するスケジュール通りにシステムを導入できたことで、業務の効率化が進み、クライアントからも高い評価を得ることができました。
当プロジェクトでは、クライアントの課題に真摯に向き合い、妥協せずに改善提案を行うことの重要性を、チーム全員が実感しました。また、技術面だけでなく、クライアントや社内の関係者とのコミュニケーションを深めることで、プロジェクトを円滑に推進できたことも大きな成果です。

綿密な計画と連携により、
サーバ更新のリスクを最小化
- #インフラマネージドサービス部
- #通販システム
- #サーバ更新
プロジェクト概要
- クライアント業種:大手食品販売業
- プロジェクト内容:通販システムのサーバおよび関連機器の更新
- 目的:サーバ機器およびデータベースソフトの保守終了に伴い、関連システムを刷新する
- 期間:14か月
- チームの規模:9人(外部委託メンバーを除く)
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課題
システムの老朽化により、業務負担とセキュリティリスクが増大していた
クライアントの通販システムのサーバや関連機器が老朽化し、処理速度の低下や動作の不安定さに加え、セキュリティリスクの増大が懸念されていました。また、長年の運用により不要なサーバが増え、管理の負担も大きくなっていました。
そこで、事業継続性を考慮し、サーバ室の改修も同時に進めることとなりました。しかし、一度にすべてのサーバを切り替えると、トラブル発生時の原因特定が難しくなるため、工程を段階的に進めることでリスクを分散しました。 -
アプローチ
詳細な分析と段階的な移行でリスクを最小化
まずは現状を詳細に分析し、どのサーバが必要でどの機器を更新すべきかを明確にしました。機器の移行には専門的な技術が必要だったため、それぞれの分野に強みを持つビジネスパートナーを選定し、効率的に進めました。
また、通販システムを開発している他部署と頻繁に打ち合わせを行い、全体の認識を統一しました。各チームの役割を明確にすることで、問題の早期発見・解決を図り、リスクを抑えながらシステムの移行を進めました。 -
解決
計画的な移行により、クライアントの負担を軽減
計画通りに作業を進め、大きなトラブルなくサーバの更改を完了しました。プロジェクトの進行中も、他部署やビジネスパートナーと連携し、インフラチームが主体的に問題を解決することで、スムーズな対応が可能となりました。また、クライアントとの定期的な報告会を実施し、進捗や設定方針を共有することで、認識のズレが生じることなく作業を進められました。
チーム一丸となってリスクの少ない移行方法を検討・設計・実行したことで、クライアントの負担を軽減し、移行に対する安心感を持ってもらうことができました。その結果、当社への信頼も高まり、プロジェクトは成功に終わりました。

約15,000店舗分のデータを自動で入力し、
自動でチェック
- #ソリューションサービス本部
- #BPOサービス部
- #自動化
プロジェクト概要
- クライアント業種:屋外広告物の製作販売並びに設置工事など
- プロジェクト内容:看板点検月登録業務
- 目的:看板の点検予定月などの情報を顧客の基幹システムに入力する
- 期間:4か月
- チームの規模:2人
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課題
全国約15,000店舗分の情報入力を、手作業で行っていた
看板の修理・製作を手がけるクライアントは、全国約15,000店舗分の点検予定や管理情報を、エクセルから基幹システムへ手作業で入力していました。この作業は非常に時間がかかるうえ、入力ミスが発生するリスクも高く、大きな負担となっていました。
そこで、入力作業の負担を軽減し、より効率的に管理できる仕組みを導入することが課題となりました。 -
アプローチ
入力作業とチェック作業の自動化を提案
当社はエクセルと基幹システムの入力内容を詳しく確認した上で、RPA(自動化ソフトウェアロボット)を活用した自動入力を提案しました。さらに、入力後のチェックもRPAで自動化する仕組みを導入することで、手作業の負担を大幅に削減できることが見込まれました。この提案がコスト面と内容の両面で他社の提案を上回り、新規受注につながりました。 -
解決
RPAが昼夜を問わず稼働し、作業期間が大幅に短縮
今回の案件では、RPAのシナリオ作成を若手社員が担当し、ベテラン社員が支援する体制を整えることで、若手のスキル向上と品質の確保を両立しました。その結果、若手社員が作成したシナリオにより、自動入力と自動チェックの仕組みが成功し、効率的な運用が実現しました。
さらに、RPAが昼夜を問わず稼働したことで、作業期間が大幅に短縮され、業務は想定以上の成果を上げました。加えて、このプロジェクトを通じて若手社員のスキルと経験が向上しただけでなく、顧客からの信頼を獲得し、その後の大規模案件の受注にもつながりました。
現在も良好な関係を築きながら、さらなる事業拡大に貢献しています。